FAX罫線テスト用紙とは

「FAXにうつらない罫線で印字したい」というお電話をいただくことがございます。
FAXでは青く薄い罫線を検知しにくいという特性を利用して、FAXすると罫線の部分はうつらない状態にするというものです。
しかし実は、お客様の環境のFAXの性能により、弊社のFAXでは検知されない濃度でもお客様のもとでも出ないかというと、
検知されてしまう可能性がございます。
そこで作成したのが、この「FAX罫線テスト用紙」です。
このシートを使うことによって、お客様のFAX機が「どのような太さ」で「どのような濃度」の罫線だとうつらないかを確認できます。
FAX罫線テスト用紙の使用方法
- サンプルから本シートを取り出す
- 使用したいFAX機に縦の状態でセットする
- 自分宛にFAX送信する
- 横の状態にして再度セットする
- 自分宛に再度送信する
- 受信したFAXを確認する
上記で受信したFAXを確認すると、写っている罫線と消えた罫線が確認できます。
向きを変えて2回通したのは、線に対する読み取りの向きによって読める場合があり、
格子罫線などでは片方だけ印字されてしまうことがあるからです。
弊社でテストしたところ、「太さ0.1pt」の罫線ではどちら向きでもすべてFAXにうつらないことが確認できました。
(※下画像参照)


上記テスト結果を踏まえて、使用する罫線の太さと濃度を確認したら、レポート用紙のメモ紙の罫線を作成します。
テスト用紙はシアン1色ですので、作成する際も必ず「シアン1色」で作成するよう、ご注意ください。
(※他のカラーが混じると、結果が変わってしまいます。)
シアン1色でのご注文方法
ご注文の際、弊社商品一覧には「シアン1色」という商品はございません。「メモ紙:モノクロ印刷」の商品をお選びいただき、備考欄に「シアン1色」と記載いただければ、そのままの価格でご対応させていただきます。