イラストレータがない場合のデザイン作成方法
パソコンでデザインを制作するときに必要となるソフトで、代表的な「イラストレーター」。
しかしお安いソフトではなく、単品で購入すると(2019/12/21現在)28,766円もしちゃいます。
その他月額版もあるようですが、「今回だけのためにわざわざ購入するのも・・・」と、気後れするのも無理からぬこと。
それで今回、一般的なソフトや、フリーソフトで作るとどうなるかを検証してみました。
その方法や参考ページを紹介します。
※最後に「PDF」化して、イメージが崩れたり変わったりしていないかを必ずご確認ください。
※それぞれの方法についてのお問い合わせにはお答えいたしかねます。
1. フリーソフト「GIMP」をためしてみました。
数ある画像編集フリーソフトの中で、非常に優秀な「GIMP」というソフトを使って編集してみました。
このソフトではデザイン完成後、「名前を付けて保存」でPDFを作成することができます。
当サイトで支給しているaiテンプレートを開いてみたところ、エラー発生。
どうやらaiファイル作成の時点で「pdf互換」にして作成したaiファイルではないと開けない模様。
イラストレータでPDF互換にして作成したところ、正常に開けました。
しかしよく見てみると、イラストレータでは0.3ptと0.5ptの交互罫線だったのが、すべて同じ太さの罫線になってしまいました。
しかし線自体はきれいに出ており、そのあと編集すれば同じように交互罫線にできそうな感じでした。
操作パネルも豊富で、無料の画像編集ソフトとしては優秀なツールであることはわかりました。
デザインにはこだわりたいけど、イラストレータがない場合にいかがでしょうか。
<参考になった使い方サイト>
2. オフィスソフトで作成してPDF化する
「Microsoft Office WORD」
白紙のワードファイルに「表」機能を使って、点線で格子の罫線を引き、「印刷>PDFで印刷」でPDFを作成。
結果、罫線が化け、点線がまばらになり見栄えの悪いイメージが出来上がりました。
検索してみると様々な方法が見つかり、いくつかテストしましたが、一番きれいにできたのは「WORD>ドキュワークス>PDF」の順に変換したものでした。
格子罫線の幅調整などの問題はさておき、ロゴ画像を挿入してデザインが完成。
私はそれほどオフィスを使いこなせていない人間ですが、それでもここまでできましたので、WORDを普段から使っている人ならWORDでデザイン作成もいいかもしれません。
「Microsoft Office Excel」
エクセルのセルを格子状にしてPDFを作成してみました。こちらはきれいに線ができました。
テスト時には縦横20ピクセルで作成したところ、ほぼ5mmの格子罫線ができました。「ほぼ」と表現したのは、4マス合計を図ったところ22mmになったからです。
微調整して何とかできそうですが、もし罫線の幅にはそれほどこだわらないということであれば十分なものができそうです。